2007年02月06日
昨日の記事の偏った考えの反省と新しい年金給付水準について
「ブログ」という新しいメディアを通して、自分の思い、考えを伝えよう
と、かわいそうに、机の上で一人埃をかぶって眠っていたパソコンを
無理やり叩き起こしたのがつい先週のことです。
挑戦するからには、
やはりよりたくさんの方に思いを伝えたいと、
その翌日、今日からすると5日ほど前から人気ランキングに参加させていただくようになりました。
コメントを寄せてくださったある方から、昨日ランキングのことを聞き、
今日初めて自分で確認しますと、
何と50位以内に入っていました
私自身うれしい想定外で驚いています。
読んでくださってる方々、本当にありがとうございます
また、コメントをくださっている方々、いつも励まされております
そして、自分の偏った考えを見直し、勉強させていただくキッカケにもなっております。
昨日の記事に、今もっとも注目を浴びているであろう柳沢厚生労働大臣の、
「産む機械」発言を取り上げさせていただきました。
少子高齢化の問題というのは、私が考えている以上に根深いもののようです。
私は、発言問題が長引いて、肝心の本題を先送りにすることを恐れ、
単に言葉の文を間違えたと解釈し、発言問題の早期決着を望みました。
今も進退いずれにせよ、早期決着を望む気持ちに変わりはありません。
ですが、過去には、
産めよ増やせよ−−−我国人口ノ急激二シテ且つ永続的ナル
発展増殖ハ喫緊ノ要務ナリ−−−
といった国策があったり、
そういった時代の男性には、女性は産むのが当たり前といった考えが、
深く根付いているものだといった意見もいただき、
改めて、自分の解釈の偏りを反省しました。
今日もまた、失言ともとれるような発言があったようです。
そして今日、新しい年金給付水準が公表されました。
出生率を1.26に下方修正した上でも年金給付水準50%維持可能という
暫定的見積もりです。
ただし、動向が不安定な経済の「安定成長」が大前提であることに注意したいところです。
そして、もしその大前提が崩れたら・・・
支給開始年齢を67歳に引き上げる案が浮上するとの見込みです。
ただ、支給開始年齢の引き上げは過去に何度も表面化しているため、
そこまで悲観的にならなくてもいいと思います。
日本より少子高齢化の進み方が遅い、アメリカ、ドイツでさえも
既に将来的に67歳への引き上げを決定しているくらいですから。
ちなみにスウェーデンでは、
支給開始を何歳にするか、受給者が自分で選択できる制度になっているそうです。
もちろん公平性のため、早く受け取ると年金額は低くなるという前提ですが。
ただ、柳沢厚生労大臣の発言が、真意であるかないかに関わらず、
少子高齢化、年金問題は早急に審議をすべきなのは確かです。
今後、どう対応してくか。
議論を遅らせる余地はないはずです。
これからの対策に年金財政が懸かっています。
冒頭のとおり、人気blogランキングに参加させていただいてます。
下記をクリックしていただくと、順位を確認することができます
よろしくお願いします(・∀・)
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コメント一覧
会計参与第1号公認会計士・税理士 伊豆川裕之 です。
おっ只今、第33位
目指せベスト10
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ただ、ランキングの順位を意識してしまうと、感じる必要のないプレシャーを感じてしまって、書きたいことが書けなくなってしまい・・
つまりそれだけ多くの人が見てくださってるんだなあと思うと、嬉しい反面、気の引き締まる思いです。
昨日は少し胃が痛みました・・。
ですが、これからも自分の思いを伝え続けたいです
少子化自体、国が小手先の改革をしても、うんともすんとも反応しないと思います。
それぞれがそれぞれの考えや環境を持って今の状態になっているわけですから。
劇的な改革があれば別ですが、財政上無理でしょうね…。
それなら、少子高齢化を前提として、そうなっても安心できる年金制度なり社会創りが必要でしょうね。
なんて、固いコメントスミマセン…。
これからも黒田さんの率直な考えブログを楽しみにしてますよ!
私もそろそろ子供を産んでないといけない年齢なので、肩身が狭いですが、これからは、ますます一人のお年寄りを支えていく人数が減っていくので、やはり経済的にも共働かざるを得なくなりますよね。
私としては、企業さんには悪いですが、WE導入よりさきに最低賃金の値上げをしたほうがいいのではと思います。