2008年05月13日

国民年金の過払い分の還付について

みなさん、こんばんは

社会保険労務士の黒田 渚です

今日は突然の雨に見舞われましたが、

万一に備え常に携帯している、日傘兼雨傘が大活躍しました

書類や、書籍、ファイルなどをカバンに入れて持ち歩くため、

普段からかなりの大荷物です。

ですが最近、薄型ノートパソコンの広告で、

『デキル人ほど荷物が少ない

というキャッチフレーズを目にし、

軽くショックを受けました

 

今日は、保険関係成立届と、労働保険概算保険料申告書、

労働保険料の年度更新の手続きに、

とある労働基準監督署へ行きました。

書類自体は無事審査完了となったのですが、

書類の提出について少し納得のいかない部分がありました。

管轄外である同じグループ会社の書類を、

間違いなく早く提出がしたかったため、

管轄の労働基準監督署へ回送してほしいと願い出ました。

ところが、

大阪府以外の管轄署の書類はいっさい受け付けることができない

とあっさり退けられました。

普段なら素直に聞き入れるのですが、

今回は期限も迫っているため、

なおも引かず、他の行政機関は回送してくれた旨、

少しいやらしくしつこくお願いしてみたのですが、

 

「少々お待ちください。」

 

と、今度は代わって奥から課長が窓口へいらっしゃいました。

そして、一言。

 

『県(府)をこえての書類の回送は、過剰なサービスです。』

(過剰なサービス?)

『その行政機関は間違ってますね。』

(過剰なサービスが間違い??)

 

その後、延々となぜ県をこえての書類回送ができないのかを

熱く語られ・・・、

どうお願いしてもこれは無駄だと悟りました。

これほどまでに立ち位置って、違っただろうか?

かなりの溝を感じ、少しさびしく感じました。

 

さて、今日は国民年金の記事を2件

(日経ネット経済ニュースより)クリップしました。

 

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国民年金の過払い保険料、

             還付申請64件に

 

国民年金を満額受け取る条件を満たした後も保険料を払い続けていた人による過払い保険料の還付申請が、今月1日の受け付け開始以降で64件になったことが13日分かった。社会保険庁が民主党の厚生労働部門・総務部門合同会議で明らかにした。

 国民年金は原則として20歳から40年間、保険料を払い続けないと満額を受給できない。一方で40年を超えて払っても受給額は増えないが、それを知らないまま保険料を払う事例が続出。厚生労働省が4月に「還付できない」とする従来方針を転換し、還付を決めた。

 社保庁は1日から全国の社会保険事務所で過払い分の保険料の還付申請を受け付けている。還付を受けるには本人による申し出が必要。社保庁は還付の対象人数や金額は把握していないが、件数は大幅に増えそうだ。(15:01)

 

 

厚労省、国民年金の過払い分返還へ・従来方針を転換

 

厚生労働省は国民年金に任意加入している60歳以上の国民のうち、満額を受け取る条件を満たした後も保険料を払い続けていた人に対し、過払い分を返還する。同省が16日、年金局長名義で全国の社会保険事務所に通知した。民主党など野党の批判を受け、「返還できない」としてきた従来方針を転換した。

 社保庁はどのくらいの人が過払いになっているかを把握する作業に乗り出す。過払い分の返還を知らせるチラシも配布する。自分に過払いがあるかどうかは17日から社保事務所で確認できるが、実際の返還申請は5月1日からとなる。

 国民年金は原則20歳から40年間、保険料を払い続けないと満額を受給できない支払い期間25年以上という年金の受給条件を満たしていない人や、受給額を増やしたい人は、65歳まで任意加入して保険料を払うことができる。(02:00)

 

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上記記事に関連する内容の年金相談を今週ちょうど受けたため、

取り上げました。

還付を受けることができるのは、

あくまで60歳をこえて、年金額増加を目的に任意加入した期間だけです。

したがって、20歳から60歳までの間に支払った保険料に関しては、

法律で定められた義務のため還付を受けることはできません

よく還付が受けれるのでは?と勘違いをされている例が、

40年間保険料を払わなくても、満額を受け取ることのできる方のケースです。

たとえば、昭和15年4月2日〜昭和16年4月1日の誕生日の方は、

39年間保険料を納めれば満額を受け取ることができます。

昭和16年4月1日生まれの方ですと、

国民年金が36年4月1日から保険料を納めることができるようになったため、

20歳〜60歳までの40年間納付可能です。

ところが、39年以上払っても、もらえる額は満額で変わりません。

ですので、39年よりひと月でも余分に払っていると、

なんだか掛け捨てしているような感じがしてしまいます。

ですが60歳までの期間に納めた保険料は、

自分がもらえる額は変わらなくても、

還付を受けることはできません。

そのことを知っていれば、

39年より余分に保険料を納めることはなかった

そのように考える方も多いと思います。

損得で言えば、確かにその通りかもしれません。

世代間扶養だなんて、言っても、

最近はキレイごとのように聞こえてしまいますが・・・

信頼ある年金制度であれば、

もう少し感じ方も違うのかもしれません

その余分に払ってしまった保険料が、

障害や、大切な方を失った方、働けなくなった方を支えていると、

寛大な心でひとつよろしくお願いします・・・

 

 

 

 

 



barairojinsei8 at 23:59コメント(10)トラックバック(0) 
国民年金 

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コメント一覧

1. Posted by ひーろん   2008年05月14日 07:57
写真、良い感じだねぇ

良い仕事してくれそうな感じ

ブログ読んでると、社労士って難しい仕事なんだなぁって、再実感。
私にはさっぱりです???

頑張って、素敵な社労士になって、私に恩恵を
2. Posted by ひろまさ   2008年05月14日 19:35
肩こりがあるので、荷物は少なくするようにこころがけています。
行政の人と言い争っても時間の無駄なので、どうしても言わなければならないこと以外は黙って従っています。
明日は、尼崎塚口の会社、尼崎社会保険事務所、尼崎労働基準監督署、芦屋の県民局、大阪の労働基準監督署に行く予定です。
ばったりお会いするかもしれませんね。
3. Posted by なぎさ   2008年05月14日 21:32
ひーろんコメントありがとう
ありがとう
タカママさんに写してもらった写真だよ
誰にでもわかりやすくを心がけているんだけど、法律自体が堅苦しいからねぇ(汗)
なんでも聞いてくださいな
4. Posted by なぎさ   2008年05月14日 21:39
ひろまさ先生コメントありがとうございます
行政の方と関係をこじらせても、つまらないですしね
お近くをまわられるんですね
たしかに、それで荷物が多いと肩がガチガチになってしまいそうです
明日はお天気がよさそうで、なによりです
5. Posted by ひーろん   2008年05月15日 09:55
そうだったんだ
やっぱ、たか母は、上手い

たか母は、すごく良い人なんだけど、なんでもできちゃう人だから、一緒にいると劣等感を感じ自己嫌悪になるんだよね。

そんなたか母と同居が浮上している今日この頃。
どうなるひーろん・・・・・・・。
6. Posted by なぎさ   2008年05月16日 23:28
>ひーろんコメントありがとう
最終的に、たか母さんに撮っていただいたものに決定しました
確かに、すごくテキパキサービス精神もあって、、、見習いたい方でした

ひーろんが劣等感だなんて、めずらしいね
ありのまま〜って、いつも言ってるのに
7. Posted by くまごろう   2008年07月30日 23:06
今日、「ねんきん特別便」なるものが届きました。
それに疑問点があって調べてたら、ここにたどり着き、この日記を読んでひとこと。

その余分に払ってしまった保険料が、
純粋に、
障害や、大切な方を失った方、働けなくなった方を支えているなら良いのですが、
昨今の話題から、年金制度事態、役人の懐を肥やすためにあるようにしか思えません。

それなのに、「寛大な心でひとつよろしくお願いします・・・」とゆう発言はどうかと?
8. Posted by なぎさ   2008年07月31日 20:37
くまごろうさん、貴重な御意見ありがとうございます。

> 昨今の話題から、年金制度事態、役人の懐を肥やすためにあるようにしか思えません。
>
> それなのに、「寛大な心でひとつよろしくお願いします・・・」とゆう発言はどうか
と?

確かに、昨今の報道等からは年金に対して悪い印象をもたれるのは当然だと思います。

いい印象を持てということ自体が無理な話でしょう。

悪い部分のみを見てしまうと、不適切な発言に聞こえてしまうかもしれません。

ですが、年金がなくては生活をしていけない方は実際いらっしゃいます。

万一の時に、年金が大切な生活の支えとなるのは事実です。

悪い面ばかりではなく、寛大な心で全体を見てほしいという願いをこめております。


ところで、『ねんきん特別便』に対しての疑問点は、
無事解決されたのでしょうか?
解決されていると良いのですが・・・☆

9. Posted by くまごろう   2008年07月31日 23:27
小生のつまらぬ愚痴に、わざわざ返答くださり、ありがとうございます。
10. Posted by なぎさ   2008年08月01日 21:14
多くの同じ思いを抱いている方々の
代表として愚痴ってくださり、
ありがとうございました

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