2013年04月13日

抜け道だらけの改正労働契約法

早朝、激しい揺れに飛び起きたなぎさです
地震で起きたというより、
携帯の「緊急地震速報」によるアラーム音にビックリ。
なぜか咄嗟に、「お母さん!」と叫んでしまいました。
心臓が止まりそうなほどビックリはしましたが、
とりあえず起きることができて良かったです。
起きていれば、逃げることもできますしね。
ただ今日以上の大きい地震に襲われたら、
起きたところで冷静に行動する自信はありませんが・・・。

さて今日は今月から改正された労働契約法について、
辛口に取り上げてみたいと思います。



【改正されたはいいが抜け道だらけのルール】

 以下2つのルールが今月から施行となりました。

 ・ 無期労働契約への転換
有期労働契約が繰り返し更新されて通算5年を超えたときは、労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できる。

 ・ 不合理な労働条件の禁止
有期契約労働者と無期契約労働者との間で、期間の定めがあることによる不合理な労働の相違を設けることを禁止する。

 
毎日新聞4月9日に、早速こんな意見が出ていました。

【労働契約法 何のための改正か】
私が某大学から3月末に受け取った雇用に関する通知には、
「雇用契約期間の上限を、通算5年とする」と記載されていた。
労基署に問い合わせたが、禁止条文はなく、違法ではないという。

 
 厚生労働省のHPに法改正の理由について、以下のように書かれています。

有期労働契約の反復更新の下で生じる雇止めに対する不安を解消し、働く方が安心して働き続けることができるようにするため、労働契約法が改正され、有期労働契約の適正な利用のためのルールが整備されました。

 どうしても首をひねってしまいます。
これで本当に雇い止めに対する不安が解消されるのでしょうか?

毎日新聞に載っていた意見の通りだと思います。
雇用契約期間の上限を5年以内に設定された場合、
無期雇用契約への転換はできません。
抜け道はたくさんです。
5年ならまだいい方かもしれません。
「更新期間1年。更新回数は最大3回までとする。」
でもいいわけです。
これでは雇う側も雇われる側も神経質になってしまいます。
改正されなかった方がマシ、になりかねません。

それならば、どうしたら雇止めに対する不安を解消し、働く方が安心して働き続けることができるようになるのでしょうか?

答えは簡単で、雇止めをなくすこと。
有期雇用をなくせばいいわけですよね。

言うのは簡単と怒られそうですが。

今回の改正の内容には正直ガッカリ感が否めませんが、
「正社員の解雇規制緩和」
「多様な正社員のモデル」
という様な、安倍首相がテレビ番組などで発言される内容から、今後改正されて良くなるのではという期待感はあります。

働き方について書くとまだまだ長くなりそうなので、
次回、最近何かと話題のオランダの働き方について例に挙げて触れたいと思います。


人気blogランキング(鳥)



いつもありがとうございます!
オランダの働き方についてご興味ある方は、
くりっく願います

barairojinsei8 at 22:33コメント(0)トラックバック(0) 
労働雇用 

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