2013年05月19日

インフレと年金

日本の経済が上向きになり始めると共に、
新聞からは年金に関する記事が消えてしまったように感じます。
今日はマネー雑誌で読んだ話題を取り上げたいと思います。



【インフレで実質的な支給額は減る!?】

アベノミクスが功を奏し物価が上昇すれば、
マクロ経済スライドが動き出す。
このこと自体、年金財政の持続可能性を確保する上で不可欠である。
他方、個々の年金受給者にとっては厳しい現実に直面することになる。
こうしたことが年金受給者に広く理解されていないとすれば、
政府はそれを早急に改めておく責務があろう。
(週刊エコノミスト 5月21日号)

一番最後の部分を抜粋しました。
実質的な支給額が減るというのは、
マクロ経済スライドが適用されると、
物価が上昇しても、
年金も同じだけ上昇というわけにはいきません。
むしろ物価上昇分より、少なくしか上昇しません。
その結果、年金額は上がるけど、
生活費はそれ以上に高くなるため、
自由に使える分が減るというイメージです。

それとは別に、これまで据え置かれていた
2.5%の減額を3回に分けて実施される予定です。

1回目 
2013年10月分から1%減額→2013年12月支払い分
2回目 
2014年6月分から1%減額→2014年8月支払い分
3回目 
2015年6月分から0.5%減額→2015年8月支払い分

具体的な予定としておそらく、
今年の12月の年金支給日前に
統合通知書が手元に届くはずです。
「平成25年10月より1%減額されます」と。
そして平成25年12月に支払われる
減額された年金額をあわせて知ることになります。

(物価は上がっているのになぜ)
と疑問に思われる方も多数いらっしゃるかと想像されます。
もっと想像すると、場合によっては、
介護保険料を年金から天引きされている
65歳以上の方などは、介護保険料の変更により、
10月にも年金額が下がる方もいらっしゃるかと思います。
そうなると、人によっては2回にわたって年金額が下がることになる。
物価は上がっているのに。

本来は、今年の4月から1%減額される予定でした。
それが7月の参院選を睨んで、
10月からにしたとかいう話も。
最近安倍首相自ら積極的にメディア出演されています。
その折に年金のことにも触れられ、
「経済が上向きになれば、年金も潤うので良いこと」
と前向きな発言をされていました。
確かに年金財政、運営の面から言えば、
その通りだと思います。
ですが、手放しで年金受給者が喜べるのかと言えば、
そうとも言えない部分があると思います。
だからと言って、悲観的に考え過ぎることもないと思う、
今日この頃です。


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一推し著書である
「いま、知らないと絶対損する
年金50問50答」を執筆された
太田啓之氏より、コメントを頂きました
昨年コメンテーターとして年金について、
熱く語っておられる姿をテレビで初めて拝見し、
ますますフアンになりました。
できることなら直接お目にかかりたいと、
夢を膨らませる今日この頃です。
ますますのご活躍をお祈りしています。
ありがとうございました。



barairojinsei8 at 23:44コメント(0)トラックバック(0) 
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